広告代理業のビジネスについて
広告ビジネス次の10年という本を読みました。
デジタル化が進む中で、昔ながらの枠売りビジネスや外注からの仕入れに対して利益を乗せて販売するビジネスを行っているようであれば、その大半は生き残れないだろうということでした。
では、どのようなスキルを持った会社、人材が生き残るか?アドテクノロジー企業と広告代理店が一緒になった上で広告主のオーディエンスデータを提供してもらい、デジタル領域のソリューションを行うことが必要だということを学びました。
これからはネット広告や動画などテレビCMには予算が届かない企業でもチャンスがあるのではないかと期待できる内容でした。 しかし、アドテクノロジーを取り使えるようになるにはどのようなスキルが必要か?この部分はさらに掘り下げる必要があると思いました。
ただ幅広いアドテクノロジーを提供する企業にどこまで提案するか?その幅によっては人工を考えたりする場合に費用対効果などを求められると苦しい気もしてしまいます。つまりは大企業でしか出来ないのではないかとも思ってしまいます。予算がない中小企業にとってメリットがありそうな話ではあるのですが、幅広く行わなければ様々なユーザーにリーチ出来ないということであれば、無意味でしかない可能性もあります。
ですので、しっかり目的を決めてそのためにはデジタル領域のどのツールを使うべきかを考える必要があるとも思います。 ただし、代理店側に分かる人間がいないため、そういった人材を・・・というもののかなりハードル高そうな気がします。少なくとも自分はと思っても、やはり話が出来る人がいなければ苦しい気もしています。とりあえず、孤独でも頑張ろうと思ったのでした。
- 作者: 横山隆治,榮枝洋文
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2014/05/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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顧客との信頼はネットで築くことができるのか?
アンバサダーマーケティングというバズワードがどんなことだろうと調べてみた所、アドボカシー・マーケティングと一緒なんだろうか未だに区別がつかない自分がいます。
顧客との信頼関係を築くためには、目先の利益にとらわれずに自社の利益にならなくても顧客の都合を優先させよ、という考え方のこと。時に他社製品を紹介することも。
ところでソーシャルメディアで顧客のクチコミ、つまりは商品の紹介って現状そんなにされているんですかね。facebookで商品の紹介ってそんなに見たことないですし、どうもステマ乙的な空気が凄くするような気がしているんですが。 自分の身になる、誰かに話したくなることではなければ投稿する気がおきないですし。具体的に思いつくのはネット系ニュースのネタ的な話、どこかの美味しいお店の写真、誕生日やら結婚式等イベントの写真がほとんど中心になっているんじゃないかと思っている訳です。 でも、これらのネタって今始まったことでもないような気がしています。古くはブログ、mixiなどと同じじゃあないかと。コメントが残っていないと誰も興味のないネタを放ってしまった…、と気の小さい自分のような小動物はもはや本アカウントで行う勇気すらないわけですよ。 結局の所、ソーシャルメディアをライフログのように使おうと思っても繋がっている人たちがどうしても気になってしょうがない訳で、仕事で繋がったりしてしまうとどうしても投稿が億劫になってしまう。
だから、もしそんな使い方をしている人たちが多数いると仮定するとしたらソーシャルメディアを積極的に使っている人たちが商品紹介を!ファンになってネガティブな意見に助け舟を出してくれる!ってネット系有名人の方々くらいしか多分通用しないのではないでしょうか。 カカクコムの商品レビューに食べログのレビューが!ってユーザーをそんなに見ている人いますかね?多分匿名だからユーザーがどうのこうのっていう話とは違うと思っています。多くの意見があってそれのどれかを自分の都合の良いように取れる選択肢の一つになっているだけじゃあないかと。 何となくですが、ブロガーを集めてブログマーケティングだ!と言っていたのが時を経てソーシャルメディアのフォロワーが多い人たちに取って代わったような話じゃないかと冷静に思ってしまった訳です。
顧客との信頼ってWEBは一部だと思っていて、専門店であれば接客時の店員が商品知識を持っているか、対応はどうだったか。検討で終わってしまったが、接客時に伝えきれなかったことがパンフレット、もしくはネット上で情報が掲載されていて理解を深めることができるだろうか。そのためにネット上で探す際は会社名やサービス名で検索すればでてくるのだろうか。また実際に他のお客様は購入されているのだろうかと思えば導入事例や感想も必要、などなど他にもたくさんある訳ですが。 特にリアルでの印象って凄く大事なんじゃないかと思っている今日この頃です。ネットも大事だけど当たり前になってしまっているものもしっかり見つめ直さないとねと自分に言い聞かせて終わります。生身の人間が対応するときは名前出しますしね。