他言語版サイトのあり方について考える

他言語版サイトのアクセスが思わしくない。どうしたらいいのだろうかと考えていた。そもそも市町村名でユーザーがアクセスすることがあるだろうか?

自分も思い返せば、テレビや雑誌などで出た場所、お店など具体的な名前で検索することが多く、そこがどの市町村にあるかなんていうことは認識としてない。

だから検索エンジンに入力するときに、その施設名を入れる。いくら市町村名を重視してもそれは多分無駄なんだと思う。

では、どうすれば良いのだろうか?その市町村にあるインバウンドに人気の高いコンテンツを作り、それを呼び水に他のコンテンツに誘導する。

これは通販サイトを運営していたときに得た知識を活かした方法だ。通販サイトもいくら店構えだけ、デザインやコンテンツなどいくら凝ってもまずお店に来てもらわなければ始まらない。お店にくるきっかけ、世の中の需要にあった商品があるのか?アクセスされないのはなぜかを考えなければいけない。

例えば、通販サイトを活用するのは贈答品が多いのではないかと仮説を立てて、商品設計をクライアントと打合せを行い詰め合わせセットを作る。リサーチを行ったら既にほとんどのテンポは参入していてレッドオーシャン状態。そんな中で商品構成から価格帯でライバルになりうる他店舗を見つけ出し、当店がどう戦っていくかを考える。

広告予算の確保も必要なので思いつきで行うと、取り越し苦労に終わることもある。年間販促スケジュールを組み立てる際に、贈答品の販促をどう行うかを計画して実行した方が全体として実行しやすい。

だいぶ話が飛躍したが、市町村のサイトだけではインデックス数が少ない。そのことを考えると、観光資源の詳細ページ充実や新たな観光資源の発掘に注力した方が良いのではないかと思う。