Twitter社会論を読破

メディアよりも早く情報を獲得出来るツールであることは紙媒体などからすると脅威。

実際に大手新聞社の売り上げ減につながっているのは間違いなくWeb業界の発展によるわけで。読んでいて興味深かったのは、速報性が高いことによる信憑性。ここはリアルタイムで信じるには写真やyoutubeなどの映像を根拠を出すことではないか?と思った。

しかし、メディア規制が引かれているように監視する機関があって情報を統制しているわけだが、このスピードと溢れんばかりの情報量を規制するのは無理になるだろうと思う。 そういった確信のない情報として見れる人であれば良いが、一般ユーザーが増えれば増えるほど情報に翻弄される人が増えてくるのではないかと思う。

Twitterの発展のためにはまだ使ったことのないユーザーを取り込むことが今後の課題なんだろうと思う。そのために現在、著名人ユーザーに力を入れ出しているようだが、これからスタートするAmebaなうが著名人やピグやさまざまなサービスと絡めてつぶやきが一般ユーザーにも波及すれば前向きに言うと両方とも発展すると思う。 また、広告手段のひとつとして検討している企業も多いのではないかと思う。

ハッシュダグや検索機能など、フォロワーを探し出すことでピンポイントでアプローチを行うことが出来るのはブログなどの”待ち”のツールとは違いこちらから存在をアピールすることが出来る”攻め”の手段になりうると思う。 とにかくいろいろな可能性を秘めていることやどんな使い方を考えれば良いかなどの情報を手に入れることができるとてもいい本でした。

Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y)

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