観光について学んだこと

地方の人口減少、若者は地元を離れて戻ってこない。 おまけに地方は消滅するとか、煽られてスパイラルかかっている。 確かにそれはそうだと思う、都会は便利だし楽しいものもたくさんある。 人もたくさんいるし、年齢が近い人たちもいるから安心感もあるのかな。

でも、地方は自分の居場所を作りやすいと思う。 会社と違って、地域はいろいろ必要としている。 動けば動いただけそういった場所が見つかる、でも自分次第。

つい最近、地元の人たちが観光地を作り、維持している場所を知った。 まだ働き始めて3ヶ月程度で右往左往している自分にとってはとても衝撃的だった。

観光地は補助金など投入して維持していく方法が全うだと思っていた。 まぁそれも確かに必要なんだと思う。間違っていないかと。

普段は違う仕事をしていながら、観光地を作っていく、また維持していく。 今年は見晴台を作り、誘導看板もしっかり出来ている。 ここに来た人は近くの観光地域も回って欲しいからマップも作ったとか。 このひとたちにとっては何の利益もない。 ただただ地元にお客様が来て喜んでくれたらという気持ちだけでここまでやるものなのかと思った。

今年はバス会社の日帰りコースのひとつになった。 近くのりんご屋さんが見晴台の近くで出張販売を行っている。

なんでもお金を投入して維持していけばいいというのは違うかもしれない。 お客様が来なくなったら、それは提供するサービスに問題があるのかもしれない。 そういったことを話すとき、関係する人数も少ないし、いろいろ話が進めやすい。 このときに、あーやっぱり民間がいいな。と心から思った。

ど派手なことをやるのも一つなのかもしれないけど、 そんなことよりもこういった取り組みを大切にしたい。 こういったところが観光を支えていることを忘れてはいけない。

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そして、出来ることは協力して力になりたいと思った。 自分に出来ることを協力したい。それってなんだろうと考えてみると、 ポスター作って、webサイト作って、SNSで情報発信をしていく。 そんなことを業務とは別にやっていきたいな。

そう、民間で移住しているこういった人たちの活動を読んで元気が出た。 この人たちは宿泊施設作り、それを通じてお客様にサービスを提供し、情報発信をしている。 今の現役世代が作る観光地のひとつなのかもしれない。

(粟島・おむすびのいえ)omusubihouse www.nhk.or.jp